京都市の鍼灸院として全身のあらゆる症状を改善へと導いてまいります

慢性膵炎とは膵臓に繰り返し炎症が起こり、

膵臓の正常な細胞が破壊される病気です。

繰り返しの炎症により細胞が破壊され、組織の繊維化が進み、膵臓全体が硬くなって機能が低下していきます。

このような状態が長期間つづくと完全に修復することが難しくなり徐々に進行していきます。

また、進行するとホルモンを分泌する機能も低下しますので二次的に糖尿病に発展してしまいます。

３０〜５０代で発症することが多く

主な症状は上腹部の痛みや背中や腰の痛みが出ます（左側に偏ることが多い）

食後に症状が現れることが多いです。

中には症状が軽く、多少の体調不良ぐらいにしか感じない為、治療をせずに放置されている方もいらっしゃいます。

徐々に痛みが悪化して症状が繰り返し起こるのが特徴です。

※付き合いでお酒を飲む機会が多く、脂っこい食事や肉が好きな人で、上腹部（みぞおち）や背中の痛み、違和感があれば、慢性膵炎の可能性もありますので要注意です。

痛みが出ている間はまだ膵臓の機能が保たれている状態で［代償期］といいます。

さらに進行すると［非代償期］と呼ばれ、腹痛は軽くなってきますが、次は膵臓の働きが徐々に落ち、消化酵素やホルモンの分泌が悪くなります。消化不良による下痢、脂肪便、体重減少などの症状が現れ糖尿病が発症することもあります。

アルコール

ストレス

胆石・脂質異常症・副甲状腺機能亢進症

特発性膵炎（原因不明）

原因としてはやはり飲酒によるものが最も多いです。喫煙も慢性膵炎に関係しているとも言われております。

他には胆石・脂質異常症・副甲状腺機能亢進症

が原因として挙げられます。

自律神経の不調を招くストレスも、膵炎と深く関係することがわかっています。

特に男性ではアルコールによる膵炎が約7割を締め女性では特発性が5割で最も多いです。

［鍼灸・整骨　kiwami］では全国でも珍しい［井穴刺絡療法］という鍼灸治療を行い、他では対応の難しい疾患に対しての施術が可能です。

井穴（せいけつ）というツボを刺激すると改善の難しい症状（内臓の病気や症状）でも奇跡的な回復を見られることが度々あります。

数多くの臨床結果から井穴（せいけつ）というツボの刺激は内臓に繋がりのある自律神経の異常を抑える効果があると横浜の医師である浅見鉄男先生が発見されました。

自律神経の異常を抑えることで内臓の炎症が治まり改善へ導きます。

（交感神経の異常興奮＝炎症）

①【問診】

まずは問診で詳しく状態を把握させて頂きます

②【腹診】と【動診】

井穴刺絡療法の基本の検査として【腹診】を行います。

【腹診】とは内臓の圧痛（腫れや痛み、固さや違和感）がないか診ることです。

この内臓の圧痛を確認して症状に合ったツボを選び、治療を組み立ていきます。

病院の検査で異常がなくてもこの【腹診】で内臓の異常が見つかることはいくらでもあります。

検査では異常が見つからなかった症状でも【腹診】で見つかった内臓の異常を追いかけて治療することで【原因不明】と言われた症状でも対処することができます。
なかなか治らなかった腰痛や肩こり・背中の痛みが実は内臓（膵臓）の問題が影響していた！なんてことも珍しくはありません。

他にも動きを見る【動診】など様々な検査を行い【筋肉、筋膜、骨格からくる不調】

【内臓・自律神経からくる不調】を見極め治療します。

慢性膵炎の原因は様々です。

膵臓だけ診るのではなく、体全体を診ることで回復しづらい慢性膵炎の症状改善に繋がります。

当院の内臓治療では状態によってお灸（箱灸）をすることがあります。

箱灸は内から熱を作り、体の芯から暖めることで血液の流れを促し代謝を上げる効果があるので、自己免疫力や自然治癒力の向上が期待され、体質改善に効果があります。また内蔵の不調・自律神経の乱れなどにも効果的です。

いくら体温計で表面的に36度後半あったとしても【内臓に不調】がある時点で内蔵の機能や血流の低下（冷え）は間違いなくあると言っても良いでしょう。

内臓の冷えは禁物です。

【どれくらい通えばいいの？】

効果の出方や感じ方には個人差があります。

1〜2回ほどでお腹の痛みや背中の痛みが大幅に軽減される方から、なんとなくましな気がするぐらいの感覚から徐々に改善していくような方もいらっしゃいます。

平均的には3〜5回の間に効果を実感して頂けることが多いです。

食事の見直しやお酒、タバコなどの制限ができていないと効果が出るどころか悪化することも

あります。最短で効果を出す為にも皆さんにご協力をお願いしております。

重症の方や、できるだけ早く改善されたい方は、3〜5回は間隔を空けずに通院されることをおすすめしております。（できる範囲で）

状態が不安定な時は症状が戻りやすい為、

集中的に治療を繰り返すことで症状の戻りを防ぎ、効率よく治療効果を出すことが目的です。

あくまで目安ですが、

自覚症状が軽度で日常生活に支障がない方は週に一回ぐらい。

さらに良くなってくると2週に一回と治療の間隔を開けていきます。

最終的には悪化防止のメンテナンスとして月に1〜2回程の通院を推奨しております。

慢性膵炎といえば進行性で治らないというイメージをお持ちの方や、もしくはお医者さんにこれは治らないと言われてしまった方もいらっしゃるかもしれません。

萎縮してしまった膵臓が元に戻るとは言えませんが、治療をすることで膵臓の機能が安定すれば、ある程度は膵炎になる前の生活を送ることも可能になります。

いろいろ調べてしまって不安でいっぱいになってしまった方も、一度当院にご来院下さい。

この先、まだまだ長い人生を楽しく過ごせるようにお手伝いさせて頂きます。

きっとあなたのお役に立てるはずです。