京都市で鍼灸院に泌尿器系疾患の悩みを相談したい方はぜひお越しください

画像を見ていただくとわかるように日中に活動している時は［交感神経］が主に働いています。

夜になってゆっくりしたり、リラックスしてる時は［副交感神経］が働きます。

この二つの神経がうまく切り替わることによって、血管、体温、筋肉、呼吸、消化、発汗、血管など様々な機能が正常に保たれます。

まず交感神経が働くと蓄尿に働きます。

膀胱が緩んで、（膨らむと言った方がいいかもしれないですね）ふくらんで尿を溜め込みやすくします。

そして出口である外尿道括約筋をきゅっと閉めておしっこが出ないように閉じ込めます

膀胱にある一定量の尿が溜まってくると膀胱が膨らみ、神経を通じて脳に信号が送られ、それを尿意(トイレに行きたい)として感じます。

尿意を感じると副交感神経の働きによって膀胱がぎゅっと収縮して、出口である外尿道括約筋が緩みます。そして押し出されるようにおしっこが出ています。

このように神経のやりとりが自律神経で行われ、通常自律神経がバランスよく働いていると問題なく蓄尿や排尿が行われます。

逆に自律神経が過剰に働きすぎると異常が出てきます。これを【自律神経の異常興奮】と言います。

例えば、本来蓄尿に働く交感神経が異常興奮するとおしっこが出づらくなります。

蓄尿に作用するので働きすぎるということは逆に出なくなる、もしくは出ずらくなります。
膀胱に溜まった尿を全て出し切ることができない為、残尿感を感じ、膀胱に尿が残った状態から次の尿が作られるので、すぐに膀胱が満タンになってトイレの間隔が短くなり頻尿となります。

前立腺肥大は【交感神経の異常興奮】から引き起こされます。

治療としては尿が出やすくする為に交換神経の異常興奮を抑えていきます。交感神経の異常興奮を抑えることにより、前立腺を弛緩させ、その結果として、前立腺の尿道に対する圧迫を軽減します。さらに緊張して圧迫された筋肉も緩みやすくなるので、詰まりなく尿を全部出し切ることができるので残尿感や頻尿が改善されます。

副交感神経の異常興奮が起こると膀胱が過敏になります。

そこまで溜まっていないのにトイレに行きたくなったり、出口である筋肉も緩んでしまい、しっかり閉まらなくなるので我慢ができなくなったり、失禁してしまったりします。

(ご年齢によっては筋力などが影響することもあります)

過活動膀胱は副交感神経の異常興奮から引き起こされます。

治療としては副交感神経の異常興奮を緩和させて過敏になった膀胱を正常に戻します。感覚が戻ると膀胱にしっかり尿を溜めることができるので、頻尿が改善されます。さらに筋肉も正常に働くので、トイレも我慢できるようになり、失禁もしなくなります。

前立腺肥大も過活動膀胱もこの自律神経のバランスが崩れた結果として症状が出ていると言うことです。

注意点としては前立腺肥大と過活動膀胱の【両方の症状に頻尿】がありますが、関わってる自律神経が違いますので、治療のポイントも変わってきます！！

このように自律神経の異常興奮を見極めて症状に合わせて治療をしていきます。

自律神経のコントロールができればこれらの症状は改善できます。極～kiwami～はこの【自律神経のコントロール】を得意とします。ぜひ一度ご相談ください。

※例として膀胱をあげましたが、その他の泌尿器系の症状もお気軽にご相談下さい。

腎臓関連、膀胱炎、前立腺炎、尿路結石症なども対応可能です。