頻尿の原因や治療、セルフケアを解説します!/頻尿は自律神経を調整すれば改善できる!!
今日は頻尿の原因や治療、頻尿と自律神経の関係についてお話ししていきたいと思います。
男性女性に共通の内容です(^^)
最後にはセルフケアの方法もお伝えしますので、是非最後までお付き合い下さい🙏
YouTubeでも解説してますので良かったらこちらもご覧下さい↓↓↓↓
頻尿にもいろいろあります。
頻尿は1日に何回ぐらいから頻尿と言えるのか?
まず【頻尿の定義】ですね
朝起きてから就寝までの排尿回数が8回以上
と言われていますが、ある程度個人差もあるので、これは目安です。
8回以下の方でも普段より排尿回数が多いと感じる場合には頻尿といえます。
[夜間頻尿]夜2回以上トイレで目が覚める(専門的には1回)実際は寝ている間は、ある程度は膀胱に溜め込めるので、水分を多く取った以外に夜トイレに行くのは夜間頻尿と言えます。
正常な膀胱の働きは
しっかり膀胱に尿を溜め込める
しっかり尿を出し切ること
この二つが重要です!
ちょっとしか溜まってないのにトイレに行きたくなるのも異常ですし、
しっかり尿を出し切れず残尿感を感じるのも異常です。
次に【頻尿の原因】です
シンプルに水の飲み過ぎ
1日に2リットル飲みましょうみたいなことが流行ったりしたことがありますが、
大体1日に1.2〜1.5リットルぐらいが目安です。
後は運動や天候、生活習慣で変えて行きましょう。一気に飲むんじゃなくて200ミリずつぐらいに分けて飲むのがいいとされています。
一回に飲み過ぎると体に吸収されずに全て尿となって出てきます。これが頻尿と思われることもあります。ご参考までに
過活動膀胱
本来であればある程度いっぱいになったらトイレに行きたくなるところ、膀胱に尿が十分に溜まっていないのに、尿意が出てトイレに行きたくなってしまい、何回も行くようになります。急に尿がしたくなって我慢ができなくなる(尿意切迫感)やトイレに間に合わずにもれてしまう(切迫性尿失禁)などの症状も出てきます。
トイレに行ってもあんまり出ないというのも特徴ですね。
前立腺肥大
前立腺は膀胱の出口で尿道を取り囲むクルミ大の大きさの臓器です。機能としては精液の一部を産生したりします。男性の大切な部位の一つです。前立腺は加齢とともに肥大することが多くなってきます。前立腺が肥大すると尿道を圧迫してしまい残尿感、頻尿、夜間頻尿がおこってくる。
前立腺肥大や過活動膀胱の両方で頻尿っていうのがあるんです。
ただ過活動膀胱というのは尿がいっぱい溜まってないのに溜まったと勘違いしておしっこしたくないなる。
膀胱が過敏になってくるのです。
前立腺肥大は前立腺が肥大することで尿道を圧迫して尿が出づらくなって残尿が残る。
次に作られてくる尿が合わさってすぐに満タンになってまたトイレに行きたくなる
同じ頻尿でも内容が違うんです。
ここで今日のお題でもあります膀胱をコントロールしている自律神経がどのように働くか見てみましょう。
まず自律神経を簡単に説明すると、交感神経と副交感神経にわかれます。
画像を見ていただくとわかるように日中に活動している時は[交感神経]が主に働いています。
夜になってゆっくりしたり、リラックスしてる時は[副交感神経]が働きます。
この二つの神経がうまく切り替わることによって、血管、体温、筋肉、呼吸、消化、発汗、血管など様々な機能が正常に保たれます。
この自律神経が膀胱ではどのように働くか見てみましょう。
まず交感神経が働くと蓄尿に働きます。
膀胱が緩んで、(膨らむと言った方がいいかもしれないですね)ふくらんで尿を溜め込みやすくします。
そして出口である外尿道括約筋をきゅっと閉めておしっこが出ないように閉じ込めます
膀胱にある程度 尿が溜まってくると少しずつ副交感神経に偏ってきて膀胱がぎゅっと収縮してきて出口である外尿道括約筋が緩みます
そして押し出されるようにおしっこが出ています。
通常自律神経がバランスよく働いていると問題なく蓄尿や排尿が行われます。
逆に自律神経が過剰に働きすぎると異常が出てきます。これを異常興奮と言います。
例えば、交感神経の異常興奮かおこると、おしっこが出づらくなります。本来蓄尿に働く神経なので働きすぎるということは逆に出なくなるんですね。
前立腺肥大も交感神経の異常興奮の一つと言えます。
副交感神経の異常興奮が起こると膀胱が過敏になってどんどん収縮しようとします。
出口である筋肉も緩んでしっかり閉まらなくなるので我慢ができなくなったり、失禁してしまったりするんですね。
前立腺肥大も過活動膀胱もこの自律神経のバランスが崩れた結果として症状が出ていると言うことです。
注意点としては前立腺肥大と過活動膀胱の両方の症状に頻尿がありますが、関わってる自律神経が違いますので、治療のポイントも変わってきます!!
[治療]
治療は鍼灸治療がとても有効です。
特に鍼灸の中でも井穴刺絡療法という手法が自律神経の調整にとてもいい結果がでます。
京都周辺にお住まいでしたら当院へご連絡下さい。お近くでなければ近所で井穴刺絡療法をやってるところを探してみて下さい。
お薬で全然良くならない方でも改善されていく方がたくさんいらっしゃいます。
きっとあなたなお悩みを解決できるはずです。
なかなか通う時間のない方や
鍼は怖い!という方は
セルフケアの方法もご案内します。
当院で自律神経の調整をする時は指先にある「井穴」というツボを症状によって使い分けをして施術するんですが、セルフケアでもこのツボを使ってもらいます。
前立腺肥大では
「H6F4F3」(両手両足)
過活動膀胱では
「H5F5F3」(両手両足)
前立腺肥大では圧迫されてるところが緩みやすくなりますので、残尿感がましになりますし、頻尿もましになります。
過活動膀胱では膀胱の過敏性が解消されますので、しっかり尿を溜め込むことができますし、出口である外尿道括約筋がしっかり収縮できるようになるので我慢もできるようになるし、失禁も減ります!
刺激方法はソフトピソマという道具を推奨しています。
このソフトピソマは当院で行っている鍼灸施術に近い効果を再現できる【刺さない鍼(シリコン鍼)】です。
特殊な構造していて皮膚に最適な刺激を加えることができるので、鍼に匹敵する効果が期待できます。
似たような商品がたくさんありますが、いろいろ試してこれが一番効果が高かったので当院ではこれをオススメしております。
通常は施術効果を維持する為のセルフケアや遠方の方で治療の間隔がどうしても空いてしまう方に主にご利用してもらってましたが、
単独での使用でも大変ご好評頂いておりましたので、オンラインで販売もしております。
貼り方は簡単です!
上に書いたツボに貼るだけです!
めちゃくちゃ簡単に貼れます。
ご興味ある方は是非ご購入下さい(^^)
※さらに初回購入時に貼り方を記入した冊子を同封いたします。ご心配なく(^^)
このブログの最後にオンラインストアの案内を貼ってあるのでご希望の方はこちらでご購入下さい。
さらに身近な物で応用できるのが、アルミホイルを丸めて作るアルミ玉を使った方法もあります!
LINEの友達追加特典で詳しく作り方を教えしてますのでよかったらご登録下さい♪
LINEの友達追加もブログの最後に案内を貼っておきます👌
効果的な優先順位では鍼灸→ソフトピソマ→アルミ玉の順です。
鍼を受けてもらうのが1番いいのですが、近い遠いとかそれぞれご事情もあると思いますので、ご自分が可能な治療を選択されるのがいいかと思います。
今後もこのように症状と自律神経の関係や原因、治療、セルフケアの解説をしていきますので、ご参考にしていただけたらと思います。
今日はこの辺で失礼します。
最後までお読みいただきありがとうございました!
男性専門の鍼灸整骨院~極~kiwami
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電話番号:075-722-5099
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