夜間頻尿(過活動膀胱)の治療 症例報告|過活動膀胱からくる頻尿、我慢ができない、尿もれなどは京都北山の鍼灸・整骨 kiwamiにお任せ!

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鍼灸
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【お悩みの内容】

5月あたりから夜にトイレに行く回数が増えてきた。トイレに行きたくなるがあまり出ない。トイレに行った後は目が覚めてしまってその後眠れなくなってしまうとのこと、普段は夜にトイレに行くことはない。寝る前に水分をたくさん飲んでるわけでもない様子。

尿もれや失禁はない。


泌尿器科でもらったお薬を飲んでも変化がなかったとのこと。

この方は3月に花粉症でご相談を受けています。



考察

夜間頻尿がある、そこまで水分を取っていない、尿量が少ない、このことから膀胱の過敏性があり膀胱に尿を溜め込みづらくなっていると思われます(過活動膀胱)

井穴刺絡学的には膀胱が過敏になるのは副交感神経の異常興奮と捉えます。

さらにこの方は花粉症(アレルギー)もお持ちです。アレルギー症状も副交感神経の異常興奮から来るものです。

この方は体質的に副交感神経が興奮しやすいようです。


【頻尿改善に向けての治療の狙い】

膀胱の過敏性を抑える為、副交感神経の異常興奮を抑制していきます。さらに膀胱自体の調整

も行います。


初回の治療

腹診にて内臓の反応を確認。

やはり腎臓と膀胱に反応が出ていたので、関連するツボに鍼を処置(井穴刺絡)


さらに副交感神経の異常興奮を抑えるツボに鍼を処置(井穴刺絡)


本来はなるべく続けて5回ほど治療を続けるのが好ましいのですが、週に1回しか来院が難しいとのことなので、今回施術に使用した同じツボに自宅でのセルフケア(ソフトピソマ[シリコン鍼])もやって頂き1週間様子を見てもらうことにしました。


2回目の治療


状態を確認すると、トイレに行かない日も出てきたとのこと。

ご本人様はたまたまかもしれないと仰られていましたが、当院としては確実に良い反応が出ていると判断し、ツボは変えずに初回と同じ処置をしました。引き続きセルフケアもお願いして経過観察。


3回目の治療


状態を確認すると、夜のトイレはほぼなくなったとのことです。

薬を飲んでも変わらなかったのが、指先の鍼で改善されたのがとても不思議に思われていました 笑

同様の処置を行い、このまま症状が出なかったらもう大丈夫ですとお伝えして終了。


4回目の治療


前回より1ヶ月ほど経ってから予約の連絡を頂く。また頻尿の症状が出たのかなと思いつつお話を聞くと、あれ以来全く問題はないとのこと。

また頻尿が悪化したら困るからと来院してくださったみたいです。


頻尿は井穴刺絡療法では比較的短い期間で改善できることが多く、今回も短期間で良い結果が出た症例です。


このような症状は、病気ではなく膀胱のアレルギーみたいなもので、季節の変わり目や気圧の変化、生活習慣、ストレス、その他にも引き金になる要素が重なると発症しやすくなるので、念の為に今後も注意が必要です。


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