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どうも！

京都市左京区の鍼灸院整骨院【男性専門の鍼灸整骨院】～極～kiｗaｍiキワミです！

本日は井穴刺絡療法で改善された方の症例を書いていきたいと思います。

85歳男性

【主訴】

原因不明のお腹の張りと痛み。

食後の胃の痛み。

咳やくしゃみをするたびに肋骨が痛む。

もともと腰椎圧迫骨折後の後療で来られていた方です。腰の痛みがましになってきたが、度々お腹の痛みや違和感を訴えられていました。

腰椎圧迫骨折後のこともあり、硬いコルセットで長期間締め付けられたことで、肋骨周辺の組織が硬くなることで痛みが出たのでは？と推測して手技をしたこともあったんですが、なかなか痛みとれず。

内科を受診するも、検査では異常なし、処方されたお薬をしばらく服用するが全く症状かわらず。

これは内臓の問題がありそうだなと思い、何度か井穴刺絡を勧めてたんですが、なかなかうんと言ってもらえず、、、

今までやったことのない治療に少し抵抗があったようです。

ただ、痺れをきらした娘さんがなかば強引に勧めて下さりなんとか刺絡をさせて頂けるようになりました。（家で痛い痛いとずっと言っていてどうしようもなかったようです）

1日目

腹診にて胃・肝臓・腎臓に圧痛の反応がありましたので、

胃・肝臓・腎臓のツボに刺絡をしました。

直後にお腹の圧痛がなくなって、びっくりされていました。

お腹の張りもいい感じです。

症状が軽減したので、その日は終了。

2日目

前回より症状ましになり、効果を感じられた為、前回と同じポイントに処置。

治療後はお腹の反応もましになるので繰り返し行う。

3日目

初診よりはよくなっているが、ある一定の状態から変化せず、

咳、くしゃみからの肋骨の痛みやお腹の張りも残っています。

今日は少し不安そうな表情があります。

刺絡後は楽になるので、納得はして頂けるんですが、さらなる改善を求めて経過観察しながらツボを検討。

4日目

前回から大きな変化ないとのこと。

初診と比べると10→4ぐらいで、停滞中。

良くはなってるけど、、、、まだつらい

ここで全身の交感神経を抑えるツボを追加して

様子を見ることにしました。

直後の感じは大きな変化はなかったのですが、

少しポイントを変えて治療したので、帰ってからも変化がないか様子を見て下さいとお伝えして終了しました。

5日目

前回の治療後に一気に症状が改善したとのこと。咳やくしゃみでの肋骨の痛みや、お腹の張り、食後の胃の痛みなども改善。

不安そうな表情もなく、めちゃくちゃ喜んでもらえました。

この日は念の為の調整として施術しました。その後は悪化せず安定とのこと。

この患者さんは性格的にもかなり心配症な方で、圧迫骨折の時もこのまま動けなくなったらどうしよ、、

と毎日毎日不安でしょうがないと気分が落ち混んでしまってました。

今後の不安の他にも様々なストレスを感じられていたように見えたので、今回の症状はストレスによって胃の交感神経が異常興奮したことによる胃炎だったのではないかと思われます。

原因不明でお薬も全く効かなかったお腹の張りと痛み。食後の胃の痛み、咳やくしゃみをするたびに襲う肋骨周りの痛みが井穴刺絡療法で改善した症例でした。

井穴刺絡療法の基本の検査として【腹診】を行います。【腹診】とは内臓の圧痛（固さや違和感）がないか診ることです。

この内臓の圧痛（固さや違和感）をヒントにしてツボを選び、治療を組み立ていきます。

病院の検査で異常がなくてもこの【腹診】で内臓の異常が見つかることはいくらでもあります。

【腹診】で見つかった内臓の異常を追いかけて治療することで【病院では原因不明】と言われた症状でも対処することができます。

筋肉をほぐしても治らない腰痛や肩こりもこのような内臓の問題からくることが多いです。

当院では血液検査の数値や画像検査だけの判断ではなく体の反応を見ながら治療を行います。

原因がわからず治療にお困りの方は京都市左京区の鍼灸院整骨院［鍼灸・整骨kiｗaｍiきわみ］に一度ご相談下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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