京都市の鍼灸院として全身のあらゆる症状を改善へと導いてまいります

当院で花粉症の説明をする時は必ず【副交感神経の異常興奮】によるものだと説明します。

え？花粉症だから花粉が原因じゃないの？と思われるかもしれませんが、ちょっと違うんです。

【交感神経】と【副交感神経】を合わせて【自律神経】と呼びますが、副交感神経の働きが通常よりも高まった時にアレルギー症状が出ます。花粉症はその中の一つです。

それは【副交感神経が異常興奮】しやすくなる【誘因】となる物があります。

例としていくつかあげていきます。

副交感神経をいろんな「誘因」によって異常興奮（助長）させると｢アレルギーの症状｣が出ます。

①甘い食べ物はダメ。口に入れると副交感神経が興奮します。

②油脂食品、肉、脂ののった魚、植物油、酸化した油・脂は特に危険！

③酒。飲酒でフラフラ、めまい、嘔吐、翌日下痢、二日酔い状態

④アレルギー食品＝小麦製品(小麦が原料･パン、麺類、菓子)、卵、乳製品

⑤間食はダメ。アレルギー治療には空腹・断食。食間は空腹に

⑥動物。病原菌を運ぶ、ホコリ、糞尿。ねずみ、ハムスター、猫など

⑦ぬるい風呂、長風呂…湯冷めのクシャミは副交感神経の症状

⑧着過ぎの温め過ぎ…子どもは一枚薄着にして運動させる

⑨空気の汚れ…ホコリ、人ごみは避ける。窓を開けて換気を充分に

⑩炭酸ガス、排気ガス…ビール、炭酸飲料、入浴剤、車の排気ガス

⑪忙しさ、心身の緊張から解放…退職後の生活、海外生活から帰国後

⑫寝ようかなとすると…夜、寝る、温かい、ぼんやりは副交感が働く

⑬煙草…ニコチンは、強力に副交感神経を異常興奮させる！

⑭低気圧…気圧が下がると副交感が働きアレルギー発症雨、多湿、山

⑮気圧の変動…春、秋の気圧の高低の変化に副交感神経が反応

⑯運動不足…ヒトは動物。動いてこそ自律神経のバランスがとれる

⑰薬品…化粧品、洗剤、食品添加物、金属、医薬品、ホルモン剤、農薬

井穴刺絡学　Googleクラスルーム参照

このような誘因が副交感神経を異常興奮させます。

とくに2月あたりから気圧の変動が起こりやすかったり冬の運動不足、年末年始の暴飲暴食、もちろん【花粉】も誘因になります。

このような誘因がいくつも重なることによって副交感神経がどんどん興奮して症状が出やすくなっていきます。

【花粉】だけが原因ではないんです。

それはご先祖様からの【遺伝】によって引き継いだ副交感神経が働きやすい体質の方です。

さらに生まれつき抱えている感受性の高い（敏感な）組織にアレルギー症状がでます。

つまりこんな感じです。

【副交感神経の異常興奮】と【鼻や目の粘膜の感受性が高い人】この２つを遺伝的に持ってる人が【花粉症になります】

　他の例では

【副交感神経の異常興奮】と【気管支の感受性が高い人】＝喘息

【副交感神経の異常興奮】と【皮膚の感受性が高い人】＝アトピー性皮膚炎

1つだけじゃなくて全部抱えている方もいらっしゃいます。

ちなみに私は全部持ってました　笑

（自分で治療してるんで今は大丈夫）

このようにすべてのアレルギーに副交感神経が関係しています。

治療としては感受性の高い組織と大元である副交感神経の異常興奮を抑える治療を【井穴刺絡療法】で行います。

同時に日常生活で誘因となる物をできるだけ避けていただき、体質改善に向けた意識を高めるのが非常に大事です。

通院が難しい方は※１【ハペパッチS（旧ソフトピソマ）】を購入して頂いて自宅でできるセルフケアをお勧めしております。実際の治療でも使用しているツボを刺激するので、これだけでも改善される方もたくさんいらっしゃいますよ(^^)もちろん貼り方は商品に同封致します。

※1　ハペパッチSは刺さない鍼のシリコン鍼です。（子供でも使用可能）

当院のオンラインショップで購入される方は貼り方を書いた用紙を同封致します。
詳しくはこちら➡セルフケアについて

ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい♪

セルフケアの方法も参考にして下さい(^^)⇩⇩⇩