アスリートも悩む運動誘発性喘息とは?鍼灸による新たなアプローチ
こんにちは!京都市左京区の鍼灸・整骨 kiwami です。
今回は 「運動誘発性喘息」 についてお話しします。
最近、小学生から高校生の運動誘発性喘息のご相談が続けてありました。
病院で治療を受けているものの、なかなか改善しないという方が多く、別の方法を探していたところ、当院にたどり着いたそうです。
あまり知られていませんが
実は、鍼灸には喘息(アレルギー)の症状を和らげる効果が期待できます。
病院での診断や治療を優先しながら、補助的に鍼灸を取り入れることも有効です。
ぜひこの機会に知っていただければと思います(^^)
「運動誘発性喘息」は 「アスリート喘息」 とも呼ばれ、世界的なトップアスリートの中にも、この症状を持っていた人がいます。
例えば、フィギュアスケートの羽生結弦選手、レスリングの吉田沙保里選手、サッカーの岡崎慎司選手もこのタイプの喘息を抱えながら競技を続けていました。
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運動誘発性喘息の仕組み
[運動誘発性喘息]は運動そのものが悪いわけではなく、もともと体質として喘息の要素を持っていた上で、運動をきっかけに気管支が過剰に反応し、喘息発作が出てしまいます。
普段は喘息の症状はなく運動時のみに喘息が出る方も潜在的に喘息の要素を持っていると考えます。
当院では全てのアレルギーの発症に副交感神経の異常興奮が関係し、さらに感受性の高い組織が副交感神経の異常興奮の影響を受け、アレルギーを発症していると考え、施術しています。
喘息の要素をもっている方は遺伝的に自律神経の一つである副交感神経が過剰に働き過ぎる傾向があることに加え、気管支の感受性が高くてかなり過敏です。
喘息について詳しく記事を書いていますのでこちらもご覧下さい⇩⇩⇩
自律神経には 交感神経と副交感神経があります。
- 交感神経が優位なとき → 気管支が広がる(酸素を多く取り込むため)
- 副交感神経が優位なとき → 気管支が狭くなる(リラックス時の正常な反応)
通常、夜になるとリラックス状態になり、副交感神経が優位になります。
しかし、喘息を持っている方は、この切り替えが極端になりすぎることで、気管支が過剰に収縮し、発作を引き起こしてしまいます。
この理由から通常の「喘息」では自然と副交感神経が優位になる夜から朝方にかけて発作が起こることが多いです。
「運動誘発性喘息」 の場合、運動中は本来交感神経が優位になり、気管支が広がるはずですが、何らかの刺激によって 異常な収縮が起こります。
特に、冷たい空気や乾燥した環境では、気管が敏感になりやすいため、発作のリスクが高くなると言われています。
当院としては、乾燥や冷気が原因というよりは【それらの刺激程度】で気管支が過敏に反応して喘息発作を起こすことが問題と考えています。
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鍼灸によるケアの可能性
何度もお伝えしていますが、注目していただきたいのは[気管支を収縮させるスイッチとなる副交感神経の異常興奮]です。
この副交感神経の異常興奮を抑えることで、気管支を刺激されたとしても過剰な反応を出すことなく安全に運動ができるようになります。
当院では、「井穴刺絡療法(せいけつしらくりょうほう)」という技法を用いて、副交感神経の異常な興奮を抑える施術を行っています。
この療法は、ツボを刺激することで自律神経のバランスを整える方法で、アレルギー症状の改善にも効果が期待できます。
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[アスリートの方]
競技種目や競技レベルを問わず、喘息の患者さんは一定数存在します。
アスリートの方にとって、喘息の症状はパフォーマンスに大きな影響を与えます。
競技によっては薬の使用に制限があり、ドーピング検査の対象となる場合もあるため、できるだけ薬を使用しなくても最大限のパフォーマンスを出せるような体づくりを目指しましょう!
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子どもの施術について
小さなお子さんにとって、「鍼(はり)」という言葉に怖いイメージがあるかもしれません。
しかし、子どもは反応が良いため、最小限の刺激で十分な効果が期待できます。
最近施術を受けた 小学2年生の男の子も、
「全然痛くなかった!」と元気に答えてくれました(^^)
どうしても施術が怖いお子さんには、シール状のシリコン鍼を使った刺激方法もあるので、安心して受けていただけます。
また、当院は 男性専門の鍼灸整骨院のため、付き添いは男性のみとさせていただいております。
女性の方は、玄関先までの送迎のみでお願いしていますので、ご了承ください。
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運動誘発性喘息の予防策
発作を防ぐためには、日常生活での工夫も重要です。
以下のような対策を取り入れると、発作のリスクを減らせる可能性があります。
1. 運動前の準備をしっかりする
- 十分なウォーミングアップを行う(急に運動を始めると発作を起こしやすいため)
- 事前に軽い有酸素運動を行い、呼吸器を慣らしておく
2. 環境を整える
- 乾燥や冷気を避けるため、マスクやスカーフで口元を覆う
- 屋内トレーニングを活用し、気温や湿度を調整する
3. 運動中・運動後のケア
- こまめに水分補給をして、気道の乾燥を防ぐ
- クールダウンをしっかり行い、急激な自律神経の切り替えを防ぐ
4. 生活習慣や食事の注意点
[運動誘発性喘息]は喘息の対策と同じように指導しています。詳しくはこちらもご覧下さい↓↓↓
【まとめ】
- 運動誘発性喘息は、運動が原因ではなく、元々の遺伝的な体質によるもの
- 自律神経のバランスが崩れることで発作が起こりやすくなる
- 冷気や乾燥を防ぐ、運動前後の準備をしっかりする ことでリスクを軽減できる
- 鍼灸による自律神経の調整が、喘息の改善に役立つ可能性がある
運動を楽しむためにも、適切なケアを行い、発作の不安を減らしていきましょう!
気になる方は、京都市左京区の鍼灸・整骨 kiwamiきわみにお気軽にご相談ください
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男性専門の鍼灸整骨院~極~kiwami
住所:京都府京都市左京区松ケ崎小脇町16-3 グラシオビル401
電話番号:075-722-5099
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