ED治療について

【EDの定義とは】

男性らしさの自信回復を後押します

男性にとってのシンボルでもある勃起ですが、残念なことに年齢を重ねるごとに機能の衰えを感じることがあるかもしれません。一般的な薬や治療に頼らず、身体の内側から自然治癒力を引き出し、バランスを整えて勃起力を強化したいとお考えでしたらぜひ一度ご相談ください。男性専門の鍼灸院のため、異性の目や耳を気にせずにプライベートな悩みを安心してお話しいただけます。

【EDの定義とは】

「満足のいく性行為に十分な勃起を達成できない、または維持できない。また自分自身やパートナーが満足できない。」など全てにあてはまります。自慰ができても性行がうまくいかないパターン等もあります。
まずは勃起がどのように始まるか知ることで「何が必要か」なんとなくわかるはずです。

【勃起のメカニズム】

1. 勃起が始まるまでの流れ

視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚といった五感から性的な刺激が大脳に伝わり、大脳が興奮します。

この興奮は脊髄を通じて仙髄の「勃起中枢」へと送られ、そこから副交感神経(勃起神経)を介して陰茎(ペニス)へと信号が送られます。


2. 血液が一気に陰茎へ流れ込む仕組み


性的な興奮が副交感神経を介してペニスに伝わると、「サイクリックGMP」という血管拡張物質が増えます。

この物質の作用により、陰茎の血管をコントロールしていた平滑筋が緩み、大量の血液がペニスに流れ込みます。

ペニス内の血液量が急増することで陰茎は硬く膨張し、その圧力で血液の出口(静脈)をふさぐため、血液が戻れなくなり、勃起が維持されます。

射精に至るまでの流れ

性的な興奮と刺激が続くと、徐々に副交感神経から交感神経へと切り替わります。

交感神経が優位になると、精巣・前立腺・精嚢(せいのう)から精液の分泌が始まり、射精の準備が進行します。

さらに興奮が高まり、脳からの信号が送られると、尿道周辺の筋肉が一気に収縮し、精液が射出(射精)されます。

勃起と射精をコントロールする「自律神経」とは?

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つで構成されています。

この2つは体の状態に応じて、バランスをとりながら働いています。


簡単に自律神経の働きを説明します。



交感神経の働き

体が活発に動いているとき(昼間、運動中、緊張時、興奮時、ストレス時)に優位になる神経(戦闘モード)。
血管を収縮させる。



副交感神経の働き

体がリラックスしているとき(安静時、夜、睡眠時)に優位になる神経(回復モード)。
血管を弛緩させる。



【男性機能での自律神経の働き】

勃起=副交感神経が優位に働きます

射精=交感神経が優位に働きます


「勃起にはリラックスが必要」と聞くと意外に感じる方もいるかもしれません。

実は、日常のストレスや緊張状態が続くと交感神経が優位になりすぎてしまい、いざというときに副交感神経がうまく働かないのです。



こんなことはありませんか?



• 仕事のプレッシャーが続いている

• 緊張しやすい性格だ

• ストレスが溜まっているのに解消できていない

• 夜もリラックスできず、寝つきが悪い


このような状態が続くと、勃起の際に副交感神経への切り替えがスムーズにいかなくなり、勃起不全(心因性ED)の一因になります。

一度乱れた自律神経は自然には戻りにくい

ストレスの原因が取り除かれたとしても、一度「交感神経が優位な状態」が強く固定化されると、自律神経はなかなか元の状態に戻りません。

自然に改善されない場合は自律神経を整えるための施術が必要になります。

ED(勃起不全)の原因
  • 心理的な原因(心因性ED)

    疲労やストレス、不安、過去のトラウマ(性行為の失敗)などが原因で発症することもあります。自律神経に影響して、脳からの情報がうまく陰茎に伝わらない為に起こります。

    全体の9割ぐらいが心因性のEDと言われていて年代では20代〜30代後半が多いです。(当院では失恋が引き金となる方が多く感じます)

    鍼灸治療でかなり高い施術効果が期待できます。

  • 身体的原因(器質性ED)

    器質性EDは血管や神経の障害により起こるEDです。動脈硬化の進行や血管もしくは神経の損傷や障害などの何らかの病気や怪我が関係していることで生じます。

    40代を超えて年齢を重ねるごとに器質性EDが多くなってきます。(中高年では心因性EDと器質性EDの要素が混ざっていることが多い


    【ED
    になりやすい疾患】

    糖尿病、高血圧、高脂血症に起因する動脈硬化、心臓病、前立腺肥大、前立腺ガンや外科的手術後、脊髄損傷など


    器質性EDは自律神経だけでなく病気の治療も並行して行います。

    当院では糖尿病や高血圧、心臓疾患などの内科疾患の対応もしておりますのでご安心下さい。


    病院との併用も可能ですのでご相談下さい。

    【関連記事】

    [20代のED]1回の治療で改善した症例
    糖尿病とED(勃起不全)について血圧の治療について EDになりやすい病気
     

  • 薬剤性ED

    薬剤性EDとは、病気の治療に使用される薬の副作用によって引き起こされる勃起不全(ED)のことです。治療が優先されるため、薬の副作用について十分な説明を受けないまま、長期間服用を続けている方も少なくありません。


    [薬剤性EDの原因となりやすい疾患と治療薬]

    薬剤性EDの原因となりやすい疾患には、以下のようなものがあります。


    高血圧、高脂血症、不眠症、糖尿病、喘息(アレルギー)、うつ病、胃潰瘍、AGA(男性型脱毛症)


    勃起不全(ED)になる方は、年齢や精神的な原因と思い込んでいる方も多いので、知らないうちに副作用の影響受けて、EDになっている人が多いとも言われています。


    当院では、内科的な持病をお持ちの方にも、勃起不全(ED)の改善を目指す施術を行っています。同時に、鍼灸治療を通じて、持病そのものへのアプローチも行い、心身のバランスを整えていきます。


    注意事項

    なお、鍼灸師は医薬品の処方や中止に関する指示を行うことはできません。お薬の変更や服用に関しては、必ず主治医にご相談ください。

  • 治療のポイント

    身体で感じとった感覚や情報を【神経】を通じて素早く必要な箇所に正確に伝達させて、さらに【血液の流れ】を途切れさせることなく循環させる機能を正常に保つことが勃起不全の治療では必要不可欠なポイントです。(※これらの機能は勃起だけではなく、人の健康を維持する上で非常に重要なことでもあります。)
    EDとはこれらの機能が、内科的な基礎疾患、過度なストレス、または生活習慣の乱れなどが原因で部分的な機能不全が引き起こった結果として発症したといえます。京都市左京区の鍼灸・整骨kiwami(きわみ)では[自律神経の調整][内臓の調整][血管・筋肉の調整]を行うことにより本来の機能を取り戻す治療を行っております。

    ※ED治療の方はより効果をあげる為、自宅でできるセルフケアも指導いたします。
    ※セルフケアをするのとしないのでは、結果は全然かわってきます。
      
ED(勃起不全)の施術方法のご紹介

自律神経×内臓×血管×筋肉へのアプローチを行います

  • 井穴刺絡療法(せいけつしらくりょうほう)

    当院では鍼灸の様々な手法の中で、自律神経の調整に特に優れた効果を発揮する【井穴刺絡療法】を行います。
    井穴刺絡療法の最大の特徴は「自律神経の調整」ができることです。自律神経はED(勃起不全)にも大きく関わっています。

    自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、体温、発汗、血圧、呼吸、心拍、胃腸または内臓の運動などを無意識に調整しています。積み重なったストレスや生活習慣などが原因で自律神経のはたらきに異常を起こし、その結果心身にさまざまな病気や症状が引き起こされます。ED治療においても自律神経の調整は重要なポイントになってきます


    井穴刺絡療法の詳しい内容はこちら➡【井穴刺絡療法について】





  • 仙骨部中膠穴(ちゅうりょうけつ)の鍼刺激

    仙骨部にある中膠穴(ちゅうりょうけつ)は、第3後仙骨孔の位置(膀胱経BL33)にあり、ここへの鍼刺激が中枢神経系に作用することで、勃起機能を向上させることがわっかています。

    この治療法は、心因性、内分泌性(ホルモンの乱れ)、血管性(血流不良)、糖尿病性、神経因性(神経の障害)など、さまざまな原因で起こるEDに対して有効であると報告されています。

  • お灸

    当院のED治療ではお体の状態によってお灸(箱灸)を行います。

    箱灸は内から熱を作り、体の芯から暖めることで血液の流れを促し代謝を上げる効果があるので、自己免疫力や自然治癒力の向上が期待され、体質改善に効果があります。また内蔵の不調・自律神経の乱れなどにも効果的です。


    いくら体温計で表面的に36度後半あったとしても【勃起不全】がある時点で骨盤内蔵器の機能や血流の低下(冷え)は間違いなくあると言っても良いでしょう。

    陰茎も立派な骨盤内蔵器の一部ですから冷えは禁物です。(※陰茎を直接温めるわけではありません)

  • 血管ストレッチ

    血管ストレッチ(IC)は、特殊な機械を使って腕や脚に圧力をかけ、一時的に血流を止める(虚血状態を作る)治療法です。一定時間が経過した後に圧力を解放すると、血流が一気に再開し、血管が拡張して血流が増加します。


    この方法は、局所的な血流の改善にとどまらず、全身の臓器にも影響を与えると報告されています。陰茎も骨盤内臓器の一部であるため、勃起不全(ED)の改善効果が期待できます。


    血管ストレッチは、現在、世界中で研究が進められており、高い安全性とその効果が報告されています。主な効果は「全身の血流改善」です。さらに、血管の内皮機能が向上するため、血管の若返りや動脈硬化の予防効果も期待されています。


    血管ストレッチの詳しい内容はこちら➡【血管ストレッチについて】
  • 低酸素トレーニング(加圧トレーニング)

    低酸素トレーニング(加圧トレーニング)は、短時間・軽い負荷で高強度トレーニングと同等の効果が得られる画期的な運動法です。加圧中は交感神経(オン)、除圧後は副交感神経(オフ)が優位に働くため、自律神経のバランスが整いやすく、男性機能のリズムを改善する効果が期待できます。加圧トレーニングではこのオン(交感神経)とオフ(副交感神経)のメリハリが他の運動ではできない特徴的な刺激です。


    さらに、筋力を効率的に鍛えることで、テストステロン(男性ホルモン)の分泌を促進し、男性機能の改善にも有効とされています。

    施術と並行して行うことで改善率がさらに向上するため、効率的に健康や男性機能の改善を目指したい方に最適なトレーニング方法です。


    ※トレーニングは希望の方のみ行います

    低酸素トレーニングの詳しい内容はこちら➡【低酸素トレーニングについて】

ED(勃起不全)を放置すると・・・

パートナーの期待に応えられない
消極的な選択を繰り返す
妊活に支障が出てしまう

悪循環から抜け出せなくなってしまいます。

ED(勃起不全)が改善すると

前向きになり積極的になれる。
パートナーとの幸せな時間を満喫できる
パートナーに気を使わなくてよくなる
妊活に問題なく取り組める

ED(勃起不全)が改善することで生活が一変します!
自身に満ちた活力のある男性を目指しましょう!

  • 施術料金

    初回限定お試し3950円×3回

    お試し価格で3回通えます


    通常8,800円(税込)

    ※低酸素(加圧)トレーニングもご希望の方は+3500円
  • ED(勃起不全)治療について

    当院が作成した動画になります。ご参考になさって下さい。



Q&A

ED治療について

Q 【治療は何回ぐらい通わないといけませんか?】 【治療は何回ぐらい通わないといけませんか?】
A 若い人ほど改善が早い方が多く、基礎疾患の重症度が高い方ほど時間がかかる傾向にあります。
早い方で数回、平均的に5回〜10回程と考えて頂ければと思います。

個人差もありますので一概に言えないところもあります。
※当院ではセルフケアも同時に指導させて頂きます。積極的にご協力頂ける方とそうでない方でも差は出てきます。
Q 【どれぐらいのペースで通わないといけませんか?】 【どれぐらいのペースで通わないといけませんか?】
A 最初はできるだけ詰めて通院されることをおすすめしております。症状に合わせて10日に1回ぐらいと治療感覚をあけていきます。
Q 【直接[陰部]を触るような施術はありますか?】 【直接[陰部]を触るような施術はありますか?】
A 一切ありません。ご安心下さい。
Q 【セルフケアとは何をするのですか?】 【セルフケアとは何をするのですか?】
A 当院で行っている井穴刺絡をご自宅でもやって頂きます。
意外と簡単に出来ますので、難しく考えなくて大丈夫ですよ!!しっかりお教え致します。
Q 【薬の副作用でED(勃起不全)になることはありますか?】 【薬の副作用でED(勃起不全)になることはありますか?】
A 可能性はあります。薬剤性EDと言われています。
【高血圧、うつ病、AGA治療、喘息、前立腺癌、胃潰瘍、アレルギー、高脂血症】の治療中の方は特に一度ご自身で飲んでるお薬をネットで調べて確認してみて下さい。
可能性がありそうであれば、主治医の先生とご相談されるのも一つです。 当院ではお薬の指示はできかねます。
Q 【治療が効果がないことはありますか?】 【治療が効果がないことはありますか?】
A 手術などで勃起神経の温存が出来てない場合や脊髄損傷など解剖学的に神経の繋がりが絶たれている場合は残念ながら難しいです。
ご予約はこちら
  • 電話予約

    075-722-5099

    公式LINEで予約

    ネット予約

    セルフケアグッズ販売

    営業時間 完全予約制
    月・火・水・金 9:30~20:30(最終受付19:30)
    木 9:30~14:30(最終受付13:30)
    土 9:30~16:30(最終受付15:30)
    定休日 日曜(祝日は不定休)